忠恕知略

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    子どもたち座右の銘は「忠恕知略」(ちゅうじょちりゃく)というわかりにくい言葉です。明治時代の渋沢栄一さんの本から頂いた言葉です。
     
    実は私は3人の男の子がいるのですが、長男(小学3年生)は忠恕と名づけました。子どもにとってゆくゆくはプレッシャーのかかる名前を付けてしまいましたが、忠恕は孔子の論語 あの論語読みの論語知らずの論語です。その論語には様々なことが書かれておりますが、孔子の基本的精神と言われています。
    どういう意味かというと簡単に言うと誠実に相手の立場にたって物事を考えるということです。非常に単純明快なことですが、今まさにこれが欠けています。

    今、個と公の関係について取り上げられることが多くなってきました。今世の中は、利己主義と無関心に覆われています。自立(自律)した個人を目指してそれぞれのライフステージで光り輝く存在であるような時代への過渡期と思いますが、過干渉でもなく、放任でもない、滅私奉公でもなく、利己主義でもない、自立心(自律)を養い、相手の成長とより良い社会への変革ということを願うには、誠実に相手の立場にたって物事を考えるという忠恕(ちゅうじょ)はとても大切ですね。

    知略は、計算高いように聞こえますが、知はもちろん知識のことです。勉強しましょうということです。略は臨機応変という意味です。頑固になり過ぎないようにということを言っています。臨機応変という言葉は、この部分は譲れないという頑固さは必要かと思いますが、万事それでは発展がありません。この方向性を続けていれば間違ってしまうというときに、頑固さを追求しすぎると、視野が偏狭になる場合が多いと思っています。人の言うことを聞く耳をもつことが重要だからです。


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    伊藤順一

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